全てはご利用者様の未来のために

退職理由トップ10(リクナビ調べ)

就労支援を行っているとやはり気になるのはお仕事を辞められた理由です。 長く働き続けられることを重視する未来予創としては退職の理由を知ることは重要ですので。
私個人が 今まで色々お聞きした中では離職理由として人間関係が多いと主観的には思っていました。しかし、主観だと思い込みがあるので、客観的データを調べてみました。

1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)

人間関係・職場環境が多い

こう見ると、人間関係の割合が高いことがわかりますね。職場の上司・同僚との関りがうまくいかないと、皆さん何を感じるでしょうか?
そう、ストレスですよね。

厄介なストレス

このストレスというもの、離職の原因となるだけでなく様々な疾病の原因の一つになることもあります。 例を挙げると

ストレス関連疾患(心身症)

部位主な症状
呼吸器系気管支喘息,過喚起症候群
循環器系本態性高血圧症,冠動脈疾患(狭心症,心筋梗塞)
消化器系胃・十二指腸潰瘍,過敏性腸症候群,潰瘍性大腸炎,心因性嘔吐
内分泌・代謝系単純性肥満症,糖尿病
神経・筋肉系筋収縮性頭痛,痙性斜頚,書痙
皮膚科領域慢性蕁麻疹,アトピー性皮膚炎,円形脱毛症
整形外科領域慢性関節リウマチ,腰痛症
泌尿・生殖器系夜尿症,心因性インポテンス
眼科領域眼精疲労,本態性眼瞼痙攣
耳鼻咽喉科領域メニエール病
歯科・口腔外科領域顎関節症

「日本心身医学会教育研修委員会編1991心身医学の新しい診療指針,心身医学,31(7),p57をもとにしてます」

いかがでしょう?あまりかかりたくない名前が並んでますね。これ以外にもストレスが原因としてよく上げられるものに適応障害があります。ストレスになる出来事に対して、抑うつ気分や不安、素行の障害などが生じる障害です。
勿論ストレスがすべての原因ではないですが大きな理由の一つであることは間違いなさそうですね。

どんな原因でストレスを受ける?

では、この厄介なストレスといううものはどんな時に感じるのでしょうか?こちらも主観的には人間関係なのですが客観的データを調べてみました。
allabout ストレスを感じるときランキングベスト10によれば
1位:仕事関係 堂々の1位はこれでした!「仕事がうまくいかないとき」「仕事が忙しいとき」「仕事で失敗したとき」
「仕事中に理不尽なことが起きたとき」など、仕事をめぐるさまざまなストレスが、なんといってもトップです。
2位:人間関係 こちら2位でしたね。私的には1位だったのですが・・・(笑)
3位:夫・妻との関係
4位:イヤな上司  
5位:子どものこと

生きていくうえで避けられないストレス、ではどう対応する?

見ていただいたようにストレスが原因で様々な不具合があることがわかりました。
そして、その原因は日常生活するうえで避けて通れないことも解ってしまいましたね。
では、どうすればよいのでしょう?ストレスから無縁でいることができない以上(どういう生き方をしても人間関係はありますからね)
なんとか対策しないといけませんね。

未来予創では専門機関と連携して専門的・客観的に取り組みます

2020年度から、未来予創では
日本精神神経学会・日本うつ病学会・森田療法学会・描画学会 所属
日本精神神経学会専門医の渡邉 健一さんが院長をされている「わたなべクリニック」と連携して専門家の指示のもと、看護師さんに未来予創に来ていただいて、ご利用者様の健康面、精神面の相談に乗っていただきます。
そのことにより専門的・客観的なご利用者様の体調管理・メンタルコントロールの支援を行っていきます。

勿論ご負担はありません

看護師さんに相談するからと言って、ご利用者様からお代をいただくことはありませんのでご安心ください。
また、現在訪問看護やかかりつけのお医者様いらっしゃる場合でも問題なくご利用いただけます。
こちらは未来予創と医院、看護ステーションとの契約になりますので。

全てはご利用者様の未来のために

ご利用者様が自身の体調管理に向き合えるよう、保険知識、健康認識の向上を促すとともに、健康面、精神面での悩みを他者に伝える環境を作ります。
そのことにより、コミュニケーション、体調管理、安定出勤、気分のコントロール、健康面でのお悩みなどお持ちのご利用者様方に医学的側面からの支援を行っていきます。
ストレスの対策を専門的に行うことにより、ご利用者様が私生活でもお仕事でもより健康的に活き活きと過ごしていただけるよう努めていきたいと考えています。



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