寝ても寝ても眠い、思わぬ病気が隠れているかも?

こんな体験をしたことはありませんか?

夜しっかり寝ているはずなのに、授業中に居眠りをしてしまい先生から何度も怒られた。もちろん居眠りをしてはいけないのはわかっていて、眠ってしまわないように頑張っていても気づいたら意識がなくなってしまっていた。

運転中に意識がなくなり、気が付いたら眠ってしまっていて事故を起こしてしまう、または非常に危険な場面に遭遇した。

そういった症状にはもしかしたら、睡眠障害という病気が隠れているかもしれません。

睡眠障害とは睡眠に何かしらの問題がある状態のことをいいます。睡眠障害というと眠れなくなる不眠症を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、睡眠障害には不眠症だけでなく、昼間に眠くてしょうがないという状態の過眠症もあります。

睡眠障害の原因

睡眠障害の原因は人によって様々です。生活習慣によるものであったり、ストレスなどの心理的要因、身体の病気や症状が原因で起こる身体的要因、不安や抑うつなど精神が原因であるもの、服用している薬やカフェイン、アルコールが原因であるものなどです。

意外と知られていない?ADHDと睡眠障害の関連性

発達障害の一つであるADHD(注意欠陥・多動性障害)の特性を持っている方は睡眠障害を併発しやすいことが知られています。これは脳の注意・覚醒を維持する機構がうまく働いていないことと関係しているといわれています。
特に思春期以降のADHDの方の中には日中の眠気を訴える方が多く、これを放っておくと二次的にうつ症状を発症してしまうこともあります。
学生の方だと、授業中に居眠りをしてしまい学業不振につながってしまいます。社会人の方は業務に支障をきたしてしまうこともあります。

過眠症のつらさは理解されにくい

日中の眠気は深刻な問題です。そのつもりがなくても過度の眠気から居眠りをしてしまいます。過度な眠気がどの程度のものかというと、次第に眠くなって眠ってしまうのではなく、突然電源が落ちたように意識がなくなってしまい気づいたら数秒から数分が経っていたというような感じだそうです。眠ってはいけないとわかっていてもどうすることもできない、抗う事の出来ないほどの眠気です。
しかし、周囲からは「居眠りばかりしていてやる気がない」という風に見られてしまうこともあります。また、眠気によって注意力が低下し、ADHDの症状が強く出てしまうという悪循環に繋がります。先生や上司などから叱責されるなどの原因からうつ症状が発症し、退学や退職に追い込まれてしまうこともあります。

睡眠障害は薬で改善する場合もある

ADHDの方の過眠症には「コンサータ」というお薬が効果があるといわれています。また、「ストラテラ」というお薬も朝なかなか起きられないといった症状に効果があるといわれています。

また、発達障害によらない睡眠障害の場合でも、睡眠薬を服用することによって改善することもあります。
睡眠薬に頼ると睡眠薬を飲まないと眠れなくなるのではないかと不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、適切に服薬をしていけば症状が改善され、睡眠薬を飲まなくても眠れるようになった方もいらっしゃいます。

仕事中にしょっちゅう居眠りをしてしまうなどの過眠に悩んでいたけれど、こういった薬に頼ることにより睡眠障害が解消され、それがきっかけで以前より自信を持てるようになった方もいらっしゃいます。

おかしいなと思った時は?

睡眠障害は生活習慣の改善や治療によって治る場合もあります。
もし睡眠に関して悩みを抱えていたり、もしかしたら睡眠障害かもしれないと思ったら早めに医療機関を受診してみることをお勧めします。

在宅ワークの一環として

上記のようなブログの執筆もご利用者様にお願いしています。
良く調べて書いていただいています。
未来予創のブログの人気記事の大半はご利用者様に執筆していただいたものです!
逆に人気のない記事は職員が書いたものです(笑)

多くの方に読んでいただける文章を書く力、素晴らしいと思います。
ご利用者様には在宅ワークの期間中、生活リズムを整えて自分のスキルを伸ばす良い機会になると良いですね(*^^*)もちろん職員一同も同じです。

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